昨今、不倫や離婚などを題材にしたドラマ作品は少なくありません。
最近ではセックスレスを題材にしたドラマが話題を呼び、先日最終回を迎えました。
「今や夫婦の2組に1組がセックスレス」と言われていることから、自分たちの状況と重ね合わせてドラマを見ていた人も多いのではないでしょうか。
このドラマのなかにも出てきましたが、「妻だけED」というワード。
長年連れ添ったパートナーとのセックスはできないのに、他の女性とはセックスができてしまうというシーンがありました。
なぜ妻とのセックスでは不能になってしまうのか、悩んでいる男性もいると思います。
そこで今回は「妻だけED」について触れてみたいと思います。
目次
1.妻だけEDを改善する重要性について
EDとはいわゆる勃起障害であり、性行為を行うのに必要な勃起ができないという性機能障害の一つです。「妻だけED」とは、文字通り妻との性行為に対して体が反応しないものの、一方でアダルトコンテンツや妻以外の女性には性的な刺激によっては正常に反応するといった症状です。 EDには疲労やストレスなどの心の問題で反応しないケースのEDと、体の問題により反応しないケースのEDがあります。「妻だけED」は他の女性に対しては正常に反応するわけですから、前者のEDに分類されます。多くは妻に対するさまざまな感情などが原因となるケースもありますが、夫婦仲に問題がなくても発症する場合もあり、身体的なことであり夫婦間のことでもあることから友人等にも相談しにくい問題と言えます。
「妻だけED」となると当然夫婦間では「セックスレス」となり、パートナーとの性生活において性欲・興奮・満足度が著しく低下し、夫婦間に大きな影響を及ぼすこととなります。
夫婦間の仲の良さとセックスは密接な関係をもっており、セックスレスになると夫婦間のコミュニケーションが不足し、やがては夫婦間の仲が悪くなり関係性の悪化へと進展してしまいます。
ちなみに最近の離婚に至った理由のランキングにおいても、性的不調和が第6位となっています。
一方で、妻には反応しなくとも他の女性には反応するわけですから、自らの性的欲求を満たすため浮気につながることも考えられます。
いずれにしろ夫婦間の関係性を悪くしないためにも「妻だけED」の改善はとても大切といえます。
2.なぜ妻だけEDとなるのか?
妻だけEDとなってしまう理由にはさまざまな理由がありますが、主な理由をご紹介します。
一つ目には「性的な興奮ができなくなった」という理由があげられます。
男性は体が反応するためには、性的な刺激によって脳が興奮する必要がありますが、男性は女性のスタイルやルックスからの性的興奮を得る傾向にあります。
長年連れ添ったパートナーの外見の変化や、結婚前にはしなかった行為が続けられることにより、女性というより家族といった感覚に陥ってしまい、妻に対して性的興奮を覚えなくなってしまうケースが考えられます。また、性的興奮を外に求め、浮気をする可能性もでてきます。
二つ目には「精神的に負担を感じるようになった」という理由があります。夫婦間の性行為は、良好なコミュニケーションが維持された中で行われるものですが、妻との性行為に精神的なストレスや負担を感じていると男性は反応が鈍くなってしまいます。
例えば、過去に性行為でダメ出しされていたりすると男性はトラウマとなり精神的に負担を強いられ、妻だけEDとなりやすくなります。
また、妻との関係性が悪くなったり、互いの愛情が薄く男性として求められないと感じる場合でも妻に反応しなくなってしまうことがあります。なお、精神的負担から逃れるため、心の安寧を他の女性に求めがちになります。
三つ目には「マンネリ化してしまっている」ということがあげられます。
たとえ妻が女性として魅力を感じていたとしても、性行為に変化がなければマンネリ化を生じてしまい、妻に対して性的な興奮を感じられなくなってしまいます。
決して妻のことを嫌いになったわけではなくとも、性行為に変化を求め、新たな刺激が得られなければ、妻だけEDとなってしまう可能性はあります。また、新たな刺激を他の女性を求めてしまうリスクもはらんでいると言えます。
3.妻だけEDの改善方法
「妻だけED」となってしまう理由はさまざまですが、妻との関係を改善したい、以前のように刺激を得たいと思う男性にとって「妻だけED」を改善するためにはどうすればよいでしょうか。
(1)夫婦で話し合ってみる
一つ目には妻と「妻だけED」であることを告白し話し合うことが大切です。
性的なことについては夫婦間で話しにくいかもしれませんが、悩んでいることをちゃんと伝え、性生活での性欲のズレや、性的嗜好など夫婦での感覚の違いについて話し合うことで、夫婦間で再び性的な刺激が呼び起こされ、互いにもう一度求めあいたいと感じるようなことにつながります。
また、性生活について話し合うことで「性的満足度の向上」や「マンネリ化の改善」にもつながり、よりよい夫婦関係が構築されるようになります。
ただし、「妻だけED」を告白してしまうと逆に女性のプライドを傷つけたり、他の女性と浮気しているのではないかと夫婦間の亀裂にかかわる新たな火種となってしまう恐れがありますので、「妻だけED」であるということを告白するのは状況に応じ、あえて伝えずに夫婦間の性生活について話し合うのも必要かと思われます。
(2)イメチェン・おしゃれを試みる
二つ目にはイメチェンやおしゃれをすることです。
男性はどうしても本能的に新鮮な性的刺激を得たいと思うことから、慣れ親しんだ女性の見た目がネガティブな印象で変化なく定着したり、身なりなどにも気を遣わず過ごす姿が定着することから性的刺激が低下するという傾向があります。
このため、ある研究結果では男性は彼女や妻に対し頻繁にイメチェンをしてほしいと思っている人が多いということがわかっています。
イメチェンをすることで男性の欲求である新鮮な刺激を与えることができますし、それに加え日ごろから互いに身なりなどに気を付け、おしゃれをして外でデートをしたりすることで、相手を家族でなく「異性」として意識することにもつながりますから、夫婦の中で刺激的な関係を維持することができます。
(3)求めてもらってみる
三つ目には求めてもらうことが大切な要素となります。
男性は女性に体を求められていると感じることで性的満足度が高まります。
例えば、一方的に妻から子づくりを目的として性行為を求めれられたら、自分が求められていると感じることができず、性的刺激や欲求も低下してしまいます。
妻だけEDの男性は異性として求められているという実感が必要です。
また、性行為の中でも感じて悦びを得られていると女性側からメッセージを発信することを忘れてはいけません。
男性側は自分から一方的に求めているのではなく女性からも求められていると実感でき、高揚感や興奮を得られることにつながります。
4.最後に
前述のような方法により「妻だけED」が改善される可能性はありますが、最も大事なのは土台として「日ごろからの夫婦間でのコミュニケーションとスキンシップの充実」と「互いに思いやる気持ち、支えようとする姿勢」を忘れてはいけません。
妻だけEDの問題に対しては一方的に妻に協力を求めるだけではいけないのです。
夫が妻に対して日常的に思いやりをもって接することで、妻からも能動的に協力的な行動をとってもらえるようになりますし、よりよい夫婦関係の礎となってきます。
一方で「妻だけED」を互いに解決しようとせず放置したならば、夫婦どちらかが浮気や不倫の誘惑に負け、夫婦関係の崩壊に至ってしまうケースも少なくありません。
また、男性の中には性機能には問題ないにもかかわらず、ただ妻との性行為をしたくない、避けたいことから「俺は妻だけED」なんだと言い訳し既に浮気をしているケースもあるので要注意です。
万一、パートナーが浮気をしている兆候が見られたなら、当社では常にご相談者様の想いやセンシティブな内容のご相談に対してきめ細やかに寄り添い問題解決を図っておりますので、是非一度気軽にご相談をしてくださることをお待ちしております。
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