夫婦生活を過ごすなかで、夫が妻のことを大切にしていれば、一見良い夫婦関係を築いているように見えます。
妻のことを本当に愛し、夫は家事育児を手伝ってあげたり、体調を気遣ってあげているのであれば妻の方も夫を労い、お互いを思いやる円満な夫婦生活となるでしょう。
そんな中、妻の方は「夫はとても優しい」「私のことをとても気遣ってくれる」と感じ、「夫は浮気なんてするはずもない」「そんな不安は一切ない」と思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、一方で「普段から優しく、そんなことをする夫ではないと信じていたのに、不倫をしていたなんて・・・」と当社に相談に来られる方がいらっしゃるのも事実です。
そこで今回は、「優しい夫」に焦点をあて、優しいからといって浮気や不倫とは無縁であると勘違いされないよう、いくつかの男性心理や性格の観点から、不倫の可能性についてご紹介したいと思います。
今回の記事を読んでいただき、自分の夫は大丈夫なのか今一度観察してみてはいかがでしょうか。
目次
1.急に優しくなったら危険信号
これまでは夫はそんなに家事に協力的ではなかったのに急に家事を手伝うようになった、用事を頼んでもこれまでは嫌な顔を見せるときもあったのに最近は快く応じるように変わったなど、「急に夫が優しくなった」というのは浮気をしている危険信号でもあります。
男性心理として、もし浮気をしてしまった場合、いくつかの理由から妻に優しくしようとする行動をとります。
(1)罪悪感の気持ちから生まれる優しさ
一つ目には罪悪感の気持ちから優しい行動に出ているということが考えられます。たまたま知り合った女性と衝動的に肉体関係をもっていしまい、後になって振り返ってみると妻に対して「出来心で申し訳ないことをしてしまった」という心理から、贖罪として妻に対し優しい行動をとるようになります。
浮気した夫はお詫びの気持ちから急に家事を手伝ったり、妻に対して過剰な労わりや気遣いをして自分の犯した過ちからさいなまれる罪悪感を少しでも軽くしようとします。
こういう男性は、一定期間が経過し贖罪を終えたと感じると再び同じ過ちを繰り返す可能性があります。
(2)怪しまれないようにする気持ちから生まれる優しさ
二つ目には少しでも妻に怪しまれないようにしようと思う気持ちから優しい行動をとっているということが考えられます。固定的な女性と不倫関係を今後も継続していこうと夫が思っている場合、決して妻にはバレたくないと思うのは当然です。普段の生活で少しでも妻に怪しまれないようにしようと思う気持ちから、できるだけ妻に不信感を持たれることのないよう日ごろから思いやりをもって接するように振る舞うようになります。
継続して不倫を続けていこうと思っているわけですから、どんどん不倫関係が濃密なものになっていく恐れがあります。
(3)失いたくないと思う気持ちから生まれる優しさ
三つ目には浮気をしてしまったことで、これがもし発覚した場合、妻や子供を失うことへの恐怖感や、仕事や人間関係への影響を恐れ、妻や家庭を今一度大切にしようとする気持ちから優しい行動をとるといったケースも考えられます。上記の(1)にも似ていますが、反省や罪悪感というよりも自己保身や保険といった心理によるものであり、自己中心的であり気が小さい男性にありがちな行動といえます。
いったん発覚することに対して怯えたものの、それが発覚することなく平穏な日常が続けられたのであれば、安堵感からまた浮気をしてしまう可能性があります。
2.誰にでも優しい男性は要注意
前述のように夫が急に優しくなったと変化が生じた場合には、浮気をしている可能性があるのでは?と気づく場合もありますが、一方で、「ウチの夫は昔からとても優しい」というケースでも決して安心はできません。
妻に対してだけ優しいだけなら良いのですが、周りの人間に対しても優しく気遣いのできる男性は、その分他の女性と新たな接点が生まれる可能性があり、不倫に発展する可能性をはらんでいます。
例えば気遣いのできる男性は、仕事や友人関係において女性からみて憧れの存在となったり、はたまた相談を親身になって聞いてあげたりしていることで女性から恋愛感情を抱かれたりするケースも少なくありません。
つまり不倫関係に発展するおそれのある爆弾を多く抱えていることとなり、何かの拍子で理性を抑えきれず一度導火線に火がついてしまうと、不倫衝動が暴発する可能性があるということです。
また、優しく気遣いができる男性は見方を変えれば、「八方美人」「マメな人」「ほめ上手」「距離感が近い」といった、浮気する男性の特徴にもなり得るともいえます。特に女性にだけ優しいといった男性は下心あって女性に優しい「フリ」をしていることが多く、常に浮気心をもっている可能性が高いといえます。
3.優しさと優柔不断は背中合わせ
「優しい夫」というのは上述のように気遣いができる人というケースもありますが、一方で「気の優しい人」という側面もあります。こういった人は「優柔不断」や「断れない人」ではないか注意が必要です。
例えば何かをきっかけに他の女性の方から接近してきて、積極的にアプローチをかけられた場合、その誘いを断れ切れずになし崩し的に浮気をしてしまうといったケースがあります。
積極的な浮気心がなかったとしても、自分に好意をもっている女性があらわれると「こんな自分でもまだモテる」などと心が浮つくこともありますし、普段の夫婦生活で妻のいうことをよく聞いている場合には「女性にこんなに気遣ってもらえる」と新鮮な体験から普段我慢していることがつい暴発してしまうといったことにもなりかねません。
このため、普段おとなしい気の優しい男性であっても不倫するリスクは潜んでいるのです。
4.最後に
決して「優しさ」が「誠実である」こととはイコールではありません。
たとえ優しい夫であっても浮気をしないとは限りません。
浮気をしない夫というのは、妻や家庭を大切に思うのなら、その障害となりうるリスクをしっかりとマネジメントでき、自己の衝動をコントロールできる人であり、それを「誠実である」というのです。
今回の記事をご覧いただき、夫を観察してみたところ、浮気・不倫の兆候が感じられるのであれば、一度当社にご相談ください。その事実があったとして、どうしたらいいのか、別れる道を選ぶのか、継続する道を選ぶのか、新たな未来へと進まれる道をご相談者様に寄り添いサポートを行っておりますので、是非一度気軽に当社にご相談をしてくださることをお待ちしております
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